飛騨のさるぼぼピンチ!内職募集
お疲れさまです。先日、さるぼぼ〝不足の事態〟という大見出しで報じられた岐阜新聞を読んで、飛騨のさるぼぼ製造協同組合に加盟する(有)もみの木さん(久々野町)を訪ね、お話を伺ってきました。
「飛騨のさるぼぼ」は、メイド・バイ飛騨高山認証を受けている地場産品の一つで、飛騨匠の DNA を受け継ぐものづくりのまちの代表的な土産物。新井香苗さん(写真・朝日町)も、ずっとここでさるぼぼ作りに励まれています。
ところが、内職仕事が大きな戦力となってる(有)もみの木さんでは、インバウンドなど観光客が戻り土産物の需要は増えたものの、コロナ禍で内職を休んでいただいたため、復帰する方々が半分以下になってしまい大ピンチ。
そこで、飛騨高山の土産物を作っていただく内職さんをどれだけでも確保したいと、現在、ご自宅でさるぼぼの綿詰めや縫製(ミシンの貸し出し有り)、合体などの仕事をしていただく方々を募集されているそうです。
「飛騨のさるぼぼ」作りの内職は、ノルマがなく自分のペースで楽しみながらできるとのことで、ご自宅まで材料をお届けし、出来上がったらご自宅まで受け取りに行かれるそうなので、運転できない方でも大丈夫。
さるぼぼの原型は、1200年前の奈良時代に遣唐使が日本に伝えたといわれた「這子(ほうこ)」「天児(あまがつ)」だと言われ、江戸時代に入ると民間にも広まり、安産のお守りや子どもの健康を願うものとなったと言われています。
そんな「飛騨のさるぼぼ」作りの内職のできる方がみえましたら、㈲もみの木(0577-52-3677)の早川さんまで、ご連絡してみてください。飛騨高山ならではの文化が伝承され、地域経済が活性化するよう願っています