HOME › 2025年04月08日

アルプス望む果樹園に「舟山文庫」

お疲れさまです。先週の土曜日、久々野町無数河の舟平果樹園に囲まれた一画に、岩波文庫約4千冊など約1万冊を配架した「舟山文庫」がオープンされると伺い、早速お邪魔してきました📚


高井和伸さん(私横)正躬さんご兄弟と一緒に

「舟山文庫」は、元参院議員の弁護士、高井和伸さん(84)が帰郷を機に、農業振興のために1998年から舟山果樹園組合により運営されていた「ふれいばぁ舟山」という施設を譲り受けて開館されたもの。





館内に入ると、書架には岩波文庫のほか国内外の古典や法律書、歴史書、辞典などがきれいに整理され、高井さんご本人と弟の正躬さん(82)からは、「舟山文庫」を開設された経緯や思いなども伺うことができました。



高井和伸さんは戦時中、空襲で焼け出されて疎開。4歳から18歳まで久々野町で過ごし、高校卒業後は郵政省に就職し夜間大学で学びながら司法試験に合格され、裁判官に。その後弁護士となり、息子さんも弁護士をされているとのことです。



「気楽に(舟山文庫へ)来ていただいて、本からヒントをゲットしてもらい次のステップの足場にしていただきたい。下支えでき、雑学を発揮できれば…」と、高井和伸さんはにこやかに話してくださいました。私は、交流も生まれ賑わう場所になるといいですね!などと。





昨年度、高山市の地域課題解決型事業活動プランコンテストで表彰された「舟山文庫」は入館無料で、4月から11月の土・日午後2時~5時に開館。今月下旬頃からは桃やリンゴの花が咲き、北アルプスも眺望できる”桃源郷”で読書はいかがですか😊


写真を撮っていただいた榎さんとの自撮りも